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プロンプト完全ガイド|AI画像を5ステップで作る基礎&応用テク

プロンプトテクニック

ImageFXを使って「理想の1枚を作りたい!」と思ったのに、
「なんか違う…」
「思ってたのとちょっとズレてる…」

と感じたこと、ありませんか?
実はその“ズレ”の原因、多くの場合はプロンプト(指示文)の設計ミスにあるんです。

ちょっとした言葉の選び方や順序の違いだけで、
生成される画像の雰囲気やクオリティがガラリと変わるのが、ImageFXの奥深いところ。

この記事では、初心者の方にもわかりやすく、
ImageFXで使えるプロンプトの基本的な書き方から、応用テクニックまでを徹底解説します!

▼ ImageFXの基礎が不安な方はコチラ

そもそもプロンプトって何?

プロンプト

まず初めに、「プロンプト」とは何か、そしてなぜそれがImageFXを使う上でこれほどまでに重要なのかを、改めて深く掘り下げてみましょう。

プロンプト(Prompt)とは、英語で「促す」「刺激する」といった意味を持つ言葉です。AIの文脈においては、「AIに対して特定のタスクを実行するように促すための指示や質問」 全般を指します。
文章生成AIであれば文章作成の指示、そしてImageFXのような画像生成AIにとっては「こんな画像を作って!」とお願いするための具体的な指示書 となります。

ImageFXは、私たちが入力したプロンプトを解釈し、それを基に画像を生成します。
つまり、プロンプトはAIの創造性を引き出すための「呪文」や「設計図」のようなもの。この呪文の唱え方、設計図の描き方次第で、生成されるアウトプット(画像)の質が大きく左右されるのです。

なぜImageFXにおいてプロンプトが特に重要なのか?

AIは「察する」ことが苦手

人間同士なら「いい感じの猫の絵を描いて」と言えば、相手の好みや状況を推測して描いてくれるかもしれません。しかし、AIは基本的に指示されたことしかできません。

「いい感じ」が何を指すのか、具体的な指示がなければAIは困惑してしまいます。具体的で明確なプロンプトこそが、AIとのスムーズなコミュニケーションの鍵 となるのです。

無限の可能性を引き出すため

ImageFXは、学習した膨大なデータをもとに、理論上は無限に近いバリエーションの画像を生成できます。しかし、その可能性を引き出すためには、私たちが「どのような画像が見たいのか」を的確に伝える 必要があります。

優れたプロンプトは、AIの潜在能力を最大限に引き出し、時に私たちの想像を超えるような作品を生み出すきっかけを与えてくれます。

効率的な画像生成のために

曖昧なプロンプトで何度も生成を繰り返すのは、時間と(場合によっては)クレジットの無駄遣いです。

最初から質の高いプロンプトを作成できれば、少ない試行回数でイメージに近い画像を得ることができ、結果的に作業効率が大幅に向上 します。

良いプロンプトと悪いプロンプトの違い

具体的で詳細な情報が含まれている
明確で、解釈の余地が少ない
AIが理解しやすいキーワードや構成になっている
結果として、イメージに近い高品質な画像 が生成されやすい

曖昧で抽象的な表現が多い
情報が不足している、または矛盾している
AIが解釈に迷うような構成になっている
結果として、意図しない画像や低品質な画像 が生成されやすい

基本からマスター!ImageFXプロンプト設計の6つの原則

プロンプト

それでは、プロンプトを書くときに押さえておきたい基本のルールを6つにまとめてご紹介します。

視覚的にイメージできるように書く

まず大切なのは、「どんな画像にしたいか」が目に浮かぶような言葉を使うこと。

Mount Fuji at sunset with cherry blossom petals dancing in the air, warm orange sky, soft lighting, cinematic landscape
プロンプト

このように、以下のような情報を入れると、AIがより正確に意図をくみ取ってくれます。

  • 色味(例:warm orange sky)
  • 雰囲気(例:soft lighting)
  • 素材や質感(例:petals dancing in the air)
  • ロケーション(例:Mount Fuji)
  • 構図やスタイル(例:cinematic landscape)
  • 「ふわっとした表現」は避け、なるべく具体的に。
  • 抽象的な形容詞よりも、視覚的に伝わる名詞や動詞を選びましょう。

シンプルで矛盾のない文章にする

プロンプトは短くても、伝える力が強ければOK。
長すぎたり、意味が重複・矛盾していると、AIは混乱してしまいます。

【NG例】

a bright and dark forest in daylight with a glowing moon

上記のように、「明るいのか暗いのか」「昼なのか夜なのか」が矛盾しています。

【OK例】

a dark forest at night, with a glowing full moon and misty atmosphere
プロンプト
NG例
プロンプト
OK例
  • 一貫した世界観を意識して書くこと。
  • 意味がかぶる単語は1つに絞ると◎

品質を上げるキーワードを入れる

仕上がりを“高画質”“プロっぽく”したいなら、
品質を表すキーワードを積極的に取り入れましょう!

  • 写真風(high quality, 4K, HDR, ultra detailed)
  • イラスト風(concept art, digital painting, finely drawn)
  • 美しさを演出(beautiful, elegant, breathtaking, stunning)
プロンプト
high quality, elegant,
  • 仕上がりの方向性(写真風/イラスト風)に合わせて使い分けましょう。

スタイルと形式をはっきり指定する

プロンプトには、「どんな形式の画像か」を明確に伝える言葉を必ず入れましょう。

  • photo(写真)
  • illustration(イラスト)
  • anime style(アニメ風)
  • watercolor painting(水彩画風)
プロンプト
“watercolor painting”
プロンプト
“anime style”

これを指定しないと、AIはどんなスタイルで描けばいいか迷ってしまいます。

  • 迷ったら”highly detailed illustration”などが初心者にはおすすめ!

構図のキーワードを足す

リアルな画像を作りたいなら、カメラ構図の知識を取り入れるのも効果的です。

【使える構図ワード】

  • rule of thirds(構図の三分割法)
  • centered composition(中央構図)
  • from above(俯瞰)
  • close-up(クローズアップ)
  • wide shot(広角構図)
プロンプト
  • 被写体の配置や視点を意識して書くことで、より自然な画像に!

Expressive Chips(表現チップ)を使ってみよう

ImageFXでは、一部のプロンプトキーワードをクリックで変更できる
「Expressive Chips(表現チップ)」という機能があります。

たとえば、”bright”というワードをタップすれば、”dim”, “glowing”, “soft”などに簡単に変えられます。

  • 初心者には特に便利!ワードの調整がしやすく、失敗が減ります。

もっと理想に近づけるプロンプト設計のテクニック

プロンプト

基本が身についたら、応用のテクニックも使ってみましょう!

設計テクニック①:ネガティブプロンプトで「いらないもの」を省く

AIは意図しない要素を勝手に入れることがあります。
そんなときに使えるのがネガティブプロンプト

a calm beach with blue sky, no people, no buildings

👆このように、”no”を使って排除したいものを指定できます。

プロンプト
ネガティブプロンプトなし
プロンプト
ネガティブプロンプトあり
  • 背景がゴチャゴチャしがちなときに効果的。

設計テクニック②:参考画像を見ながらプロンプトを作る

「言葉が思い浮かばない…」というときは、
PinterestやUnsplashなどの画像サイトでイメージを膨らませるのがおすすめ。

プロンプト
参考画像
プロンプト
生成画像
  • 見ながらプロンプトを書くと、表現の幅がぐんと広がります!

設計テクニック③:詳細な質感を盛り込む

リアリティを出したいなら、素材や質感の描写にこだわってみましょう。

  • soft glowing hair(やわらかく光る髪)
  • intricate lace dress(複雑なレースのドレス)
  • detailed skin texture(肌のきめ細かい質感)
プロンプト
  • 英語での質感表現に慣れると、表現の幅が一気に広がります。

設計テクニック④:プロンプトの順番を意識する

プロンプト内の語順は、画像全体のバランスに影響します。

【おすすめの順序】

  1. 品質(high quality, 4K, etc)
  2. 主役(a girl, Mount Fuji, etc)
  3. 特徴(long hair, smiling, cherry blossoms)
  4. 背景(in a garden, at sunset, with soft lighting)
プロンプト
  • 迷ったら「大事なことを先に書く」ことを意識すると◎

設計テクニック⑤:撮影用語を取り入れてプロっぽく

写真っぽい雰囲気を出したいときは、カメラ用語がとても有効!

【よく使う用語】

  • bokeh(背景ボケ)
  • wide angle(広角)
  • backlight(逆光)
  • depth of field(被写界深度)
プロンプト
  • 「写真風」に仕上げたいときの必須キーワードです!

設計テクニック⑥:感情や雰囲気をキーワードで表現する

感情を含んだワードを使うと、作品にストーリー性が生まれます。

  • dramatic(ドラマチック)
  • melancholic(物悲しい)
  • cozy(あたたかくて心地よい)
  • fantasy(幻想的な)
プロンプト
dramatic(ドラマチック)
プロンプト
cozy(あたたかくて心地よい)
プロンプト
melancholic(物悲しい)
プロンプト
fantasy(幻想的な)
  • イメージの“空気感”を伝えるのに最適!

【実践編】ImageFXで理想の画像を作る!プロンプト作成5ステップ

プロンプト

基本原則を理解したところで、いよいよ実践です! ここでは、頭の中にあるイメージを、ImageFXが理解しやすい効果的なプロンプトへと変換していくための、具体的な5つのステップ をご紹介します。この手順に沿って考えれば、初心者の方でも迷わずプロンプトを作成できるはずです。

STEP 1: 「何」を描きたいか明確にする

全ての基本は、「何をメインに描きたいか?」をはっきりさせることです。

  • 考えること
  • この画像で一番見せたいものは何か? 主役は誰か、何か?
  • もし曖昧なら、まずはキーワードをいくつか書き出してみましょう。(例: 「森」「女の子」「冒険」「夜空」)
  • 参考になる画像を探してみるのも有効です。Pinterestや他の画像サイトでインスピレーションを得て、「こんな感じのものが作りたい」という方向性を定めましょう。
  • 「猫」
  • 「未来の都市」
  • 「魔法使いの少女」
  • ポイント
  • まずはシンプルに、核となる主題を一つ決めます。ここがブレると、後々のステップも曖昧になってしまいます。

  • 画像の主役は決まったか?
  • それは具体的で明確な言葉で表現できているか?

STEP 2: 詳細を描き込む

主題が決まったら、次はその主題が「どのような状況」で「どのような様子」なのか、具体的な情報を肉付けしていきます。原則1で学んだ「具体的に書く」をここで実践しましょう。

  • 考えること
  • 場所・背景
    主題はどこにいますか? 周囲には何がありますか? (例: 「深い森の中」, 「ネオン輝く雨の路地裏」, 「雲の上」)
  • 行動・状態
    主題は何をしていますか? どんな状態ですか? (例: 「本を読んでいる」, 「空を飛んでいる」, 「眠っている」)
  • 見た目の特徴
    色、形、質感、服装、表情、持ち物など、詳細な描写を加えます。 (例: 「赤いスカーフを巻いた」, 「金属製の光沢のある体」, 「優しい笑顔」)
  • 他の要素
    主題以外に描きたいものはありますか? その数や配置は? (例: 「小さな妖精が肩にとまっている」, 「背景には巨大な月」)
  • (STEP 1からの続き)
  • 窓辺で丸くなって眠っているふわふわの三毛猫」
  • 高層ビルが立ち並び、空飛ぶ車が行き交う未来の都市、夜景
  • 星空の下、杖を高く掲げる魔法使いの少女、決意に満ちた表情
  • ポイント
  • 五感を働かせて、情景を思い浮かべながら言葉にしてみましょう。
  • 形容詞や副詞を効果的に使うことで、より豊かな表現が可能になります。

  • 主題の場所や背景は具体的か?
  • 主題の行動や状態は明確か?
  • 見た目の特徴(色、形、質感など)は十分に描写されているか?
  • 他の重要な要素は含まれているか?

STEP 3: スタイルや雰囲気を指定する (Specify Style and Atmosphere)

詳細な描写ができたら、次は画像全体の「テイスト」や「ムード」 を決定します。これにより、画像の印象が大きく変わります。

  • 考えること
  • 画風・アートスタイル
    どのようなタッチの画像にしたいですか? (例: 「写真のようにリアル (photorealistic)」, 「油絵風 (oil painting style)」, 「水彩画風 (watercolor style)」, 「アニメアート (anime art)」, 「ピクセルアート (pixel art)」, 「スケッチ風 (sketch)」, 「3Dレンダリング (3D render)」)
  • 雰囲気・ムード
    画像全体でどのような感情や印象を与えたいですか? (例: 「幻想的な (fantasy)」, 「サイバーパンクな (cyberpunk)」, 「ノスタルジックな (nostalgic)」, 「陽気な (cheerful)」, 「神秘的な (mystical)」, 「穏やかな (peaceful)」)
  • 特定のアーティストや作品名
    「ゴッホ風 (in the style of Van Gogh)」, 「ジブリ風 (Studio Ghibli style)」 のような指定も有効な場合があります(著作権に注意)。
  • (STEP 2からの続き)
  • 「窓辺で丸くなって眠っている、ふわふわの三毛猫、暖かい日差し、柔らかいタッチのイラストレーション
  • 「高層ビルが立ち並び、空飛ぶ車が行き交う未来の都市、夜景、サイバーパンク、ネオンライト、映画のような雰囲気 (cinematic)
  • 「星空の下、杖を高く掲げる魔法使いの少女、決意に満ちた表情、壮大なファンタジーアート、劇的な照明 (dramatic lighting)
  • ポイント
  • スタイルと雰囲気のキーワードは、プロンプトの後半に加えるのが一般的です。
  • 複数のキーワードを組み合わせることも可能です。 (例: 「水彩画風、淡い色調、穏やかな雰囲気」)

  • 目指す画風やアートスタイルは指定したか?
  • 画像全体の雰囲気やムードは伝わるか?
  • スタイルや雰囲気に関するキーワードは適切か?

STEP 4: ImageFXの「スタイルチップ」を活用する

ImageFXには、特定のスタイルや要素を簡単に追加できる「スタイルチップ」という便利な機能があります。これを活用しない手はありません!

  • スタイルチップとは?
  • プロンプト入力欄の下に表示される、クリック可能なキーワードのことです。
  • 「photorealistic」「cinematic」「anime」「watercolor」「illustration」「3D render」「minimalist」「line art」など、様々な種類が用意されています。(利用可能なチップは変更される可能性があります)
  • 使い方
  • 作成したプロンプトに合わせて、適用したいスタイルチップをクリックするだけ。
  • プロンプト内のキーワードと組み合わせることで、より効果を発揮します。
  • プロンプト: 「A cute robot waving hello」
  • スタイルチップ: 「3D render」 をクリック → 3Dレンダリング風のロボット画像が生成されやすくなる。
  • スタイルチップ: 「line art」 をクリック → 線画風のロボット画像が生成されやすくなる。
  • ポイント
  • スタイルチップは、プロンプトだけでは表現しきれない微妙なニュアンスを加えるのに役立ちます。
  • 複数のチップを選択することも可能ですが、組み合わせによっては意図しない結果になることもあります。色々試してみましょう。
  • まずはプロンプトをしっかり作り込み、補助的にスタイルチップを使うのがおすすめです。
プロンプト スタイルチップ
プロンプト スタイルチップ
プロンプト スタイルチップ
プロンプト スタイルチップ
  • ImageFXのスタイルチップを確認したか?
  • 作成したプロンプトに合うスタイルチップはあるか?
  • スタイルチップをクリックして適用したか?

STEP 5: 微調整と応用テクニック

基本的なプロンプトが完成したら、さらにクオリティを高めるための微調整を行います。また、より高度な表現のためのテクニックも試してみましょう。

  • 微調整のポイント
  • 言葉の言い換え
    生成結果がイメージと違う場合、同義語や類義語を使って表現を変えてみる。(例: 「美しい」「魅力的な」「壮大な」「精巧な」
  • 要素の追加・削除
    詳細を加えたり、逆に情報を削ってシンプルにしたりする。
  • 単語の強調・弱化
    (モデルによっては)括弧 () で囲むと強調、[] で囲むと弱化の効果がある場合があります。ImageFXでの有効性は試してみる価値があります。
  • ポイント
  • これらのテクニックは、画像のクオリティや表現力を格段に向上させることができます。
  • 一度に多くの要素を詰め込みすぎず、一つずつ試しながら効果を確認するのがおすすめです。
応用テクニック
  • 視点・構図 (Camera Angle/Composition):
  • 光・照明 (Light/Lighting):
    • 「自然光 (natural light)」
    • 「スタジオ照明 (studio lighting)」
    • 「劇的な照明 (dramatic lighting)」
    • 「逆光 (backlight, rim light)」
    • 「黄金色の時間 (golden hour)」 (日の出・日の入り時の柔らかい光)
    • 「ブルーアワー (blue hour)」 (日の出前・日没後の青みがかった光)
  • 色調 (Color Palette):
    • 「パステルカラー (pastel colors)」
    • 「モノクローム (monochrome)」
    • 「鮮やかな色彩 (vibrant colors)」
    • 「セピア調 (sepia tone)」
  • ネガティブプロンプト (Negative Prompts):
    • 「〇〇は描かないでほしい」という指示。(例: 「low quality (低品質)」「blurry (ぼやけた)」「text (文字)」「watermark (透かし)」などを除外する)
    • ImageFXに専用の入力欄がない場合でも、プロンプト内に 「no text」「without people」 のように記述することで効果がある場合があります。

  • 生成結果を見て、プロンプトを微調整したか?
  • 視点、光、色などの応用テクニックを試してみたか?
  • 不要な要素を除外するネガティブプロンプトを検討したか?
  • 目的のアスペクト比を指定(または設定)したか?

この5つのステップを繰り返しながら、徐々に理想のプロンプトに近づけていきましょう。次章では、これらのステップを踏まえて作成した、具体的な作例をさらに詳しく見ていきます。

プロンプトでこんなに変わる!ImageFX活用例

プロンプト

シンプルなプロンプトから始めて、ステップを踏んで詳細化していく様子を追体験することで、プロンプト作成の感覚を掴んでいただけるはずです。

※STEP4 スタイルチップは省略

1: ファンタジーな風景

  • 初期プロンプト (STEP 1):「城」
  • 詳細化 (STEP 2): ➡️ 「雲の上に浮かぶ壮大な城、滝が流れ落ちている」
  • スタイル・雰囲気追加 (STEP 3): ➡️ 「雲の上に浮かぶ壮大な城、虹色の滝が流れ落ちている、幻想的な雰囲気、輝く光、デジタルアート」
  • 応用テクニック追加 (STEP 5):「雲の上に浮かぶ壮大なクリスタルの城、城壁から虹色のエネルギーの滝が流れ落ちている、周囲には輝く星々が浮かぶ、幻想的な雰囲気、神秘的な紫色の光、広角レンズ、高精細なデジタルペインティング」 + スタイルチップ 「fantasy」
  • 段階的に情報を追加していくことで、イメージが具体化していく様子が分かります。
  • 「虹色」「クリスタル」「エネルギー」といった具体的な名詞や、「幻想的」「神秘的」といった雰囲気ワードが効果的です。
  • 応用テクニック(広角レンズ、光の色指定)を加えることで、さらに独自の世界観を表現できます。

2: 動物

  • 初期プロンプト (STEP 1):「狐」
  • 詳細化 (STEP 2): ➡️ 「雪の積もった森の中を歩く赤い狐」
  • スタイル・雰囲気追加 (STEP 3): ➡️ 「雪の積もった静かな森の中、こちらをじっと見つめる賢そうな赤い狐、冬の澄んだ空気感、写真のようにリアルなスタイル」
  • 応用テクニック追加 (STEP 5):「雪が深々と降り積もる静寂な白樺林の中、ふさふさの尻尾を持ち上げ、好奇心旺盛な目でこちらをじっと見つめる賢そうな赤い狐、吐く息が白い、柔らかな朝の光、クローズアップショット、高画質、フォトリアリスティック」 + スタイルチップ 「photorealistic」 + ネガティブプロンプト 「blurry, low quality」
  • 動物の表情や仕草、周囲の環境を描写することで、生き生きとした印象になります。
  • 「写真のようにリアル」を目指す場合、光の当たり方や構図の指定が重要です。
  • ネガティブプロンプトは、意図しない要素(ぼやけ、低画質など)を排除するのに役立ちます。

3: サイバーパンクなキャラクター

  • 初期プロンプト (STEP 1):「サイボーグ」
  • 詳細化 (STEP 2): ➡️ 「ネオン街の路地裏に立つ、機械の腕を持つ女性サイボーグ」
  • スタイル・雰囲気追加 (STEP 3): ➡️ 「雨に濡れたネオン街の薄暗い路地裏に佇む、片腕が高度な機械になっているクールな表情の女性サイボーグ、レザージャケットを着ている、サイバーパンク、孤独な雰囲気、デジタルアート」
  • 応用テクニック追加 (STEP 5):「土砂降りの雨がアスファルトを叩く、未来都市のネオンサインが反射する薄暗い路地裏。壁にもたれかかり、片方の目が赤いサイバネティックアイで光るクールな表情の女性サイボーグ。黒いレザージャケットが濡れている。ローアングルショット、劇的な照明、シネマティック、高精細、サイバーパンクアート」 + スタイルチップ 「cinematic」 + ネガティブプロンプト 「cartoon, drawing」
  • サイバーパンクのような特定のジャンルでは、そのジャンル特有のキーワード(ネオン、雨、機械、路地裏など)を盛り込むことが効果的です。
  • キャラクターの服装、表情、装備などのディテールが、キャラクター性を際立たせます。
  • 構図や照明を工夫することで、よりドラマチックなシーンを作り出せます。

これらの作例はほんの一例です。あなたのアイデア次第で、ImageFXは無限の可能性を秘めています。ぜひ、これらの例を参考に、様々なプロンプトを試してみてください。

ImageFXを使う上での注意点

プロンプト

最後に、ImageFXでプロンプトを使う際の注意点も押さえておきましょう。

  • 暴力的・差別的・成人向けの表現はNG
  • 有名人・未成年・実在人物の画像生成は不可
  • 長すぎるプロンプトはエラーやブロック対象に
  • 基本は英語でのプロンプトが推奨(日本語も一部OK)
  • 表現に悩んだら、英語でシンプルに伝えるのがベター!

まとめ|プロンプトの力で、ImageFXはもっと自由になる!

プロンプト

今回は、画像生成AI「ImageFX」を最大限に活用するための「プロンプト」について、基本原則から具体的な作成ステップ、豊富な作例、そして応用的な考え方まで、詳しく解説してきました。

ImageFXで思い通りの画像を作るためには、ただ思いつくままに言葉を並べるのではなく「設計」が必要です。

  • 具体的に、視覚的に書く
  • スタイル・構図・質感を明確にする
  • 不要な要素はネガティブプロンプトで排除
  • 順序とキーワードの工夫で理想の仕上がりに近づける

プロンプトの書き方をマスターすることは、単に綺麗な画像を生成できるようになるだけでなく、AIという強力なツールを、自らの意図に合わせて使いこなす能力 を身につけることでもあります。

このスキルは、画像生成にとどまらず、今後ますます発展していく様々なAI技術を活用していく上で、きっとあなたの大きな力となるでしょう。

ImageFXは、あなたの頭の中にある無限のアイデアを、驚くほど簡単に、そして美しくビジュアル化してくれる可能性を秘めています。最初は難しく感じるかもしれませんが、この記事を参考に、一歩ずつプロンプト改善に挑戦してみてください。