ImageFXユーザーの皆さん、お待たせしました!この記事では、人物ポートレートから壮大な風景、ファンタジーやSFの世界観まで、様々な人気シーンでそのまま使えるテンプレートを豊富にご用意しました。
「ImageFXで色々な画像を作りたいけど、毎回プロンプトを考えるのが大変…」
「YAMLの基本やプロンプトの5つの要素は理解できたけど、いざ白紙の状態から書こうとすると、なかなか筆が進まない…」
「似たようなテーマの画像を安定したクオリティで作りたいのに、なぜか毎回雰囲気がブレてしまう…」
そんなお悩みを一気に解決する魔法のアイテム、「YAMLプロンプトテンプレート」を大公開します。
もちろん、すべてコピペOK!そして、ほんの少し手を加えるだけで、あなただけのオリジナル画像を生み出すことも可能です。この記事を読めば、プロンプト作成の時間が劇的に短縮され、ImageFXでの画像生成がもっと楽しく、もっとクリエイティブになること間違いなしです。
なお、この記事は、以前にご紹介した「【YAML】プロンプト作成が劇的に楽に!初心者向けに基本を解説」や「要素を分解してYAMLで整理!画像生成で押さえるべき5つの要素」を読んでいただいていると、テンプレートの構造やカスタマイズ方法がより深く理解でき、さらに効果的にご活用いただけます。ぜひ、合わせてお読みください。
なぜ「YAMLテンプレート」を使うと良いの?3つの大きなメリット

「テンプレートって、ただの雛形でしょう?」と思うかもしれません。しかし、ImageFXのプロンプト作成においてYAMLテンプレートを活用することには、想像以上に大きなメリットがあるのです。ここでは、その主な3つの利点をご紹介します。
1.圧倒的な「時間短縮」
毎回ゼロからプロンプトの構成を考え、適切なキーワードを選び出す作業は、慣れていないとかなりの時間を要します。しかし、完成度の高いテンプレートがあれば、基本的な構造はそのままに、細部を自分のイメージに合わせて修正するだけで済みます。
これにより、アイデアを形にするまでの試行錯誤の時間を大幅に削減し、より多くの作品を生み出す余裕が生まれるのです。
2.安定した「品質と一貫性」の確保
特に同じテーマやスタイルで複数の画像を生成したい場合、毎回プロンプトが微妙に異なると、画像のクオリティや雰囲気にバラつきが出てしまいがちです。しかし、成功したプロンプト構造をYAMLテンプレートとして保存・活用することで、生成される画像の品質を一定に保ちやすくなります。
これは、個人の作品作りはもちろん、例えばチームでImageFXを利用して統一感のあるビジュアルを作成する際にも非常に有効です。
3.テンプレートが最高の「学習ツール」になる
他の人が作成した優れたテンプレートの構造やキーワードの使い方を見ることで、「なるほど、こういう風に指示すればAIはこんな表現をしてくれるのか!」といった新しい発見がたくさんあります。様々なテンプレートに触れることは、あなた自身のプロンプト作成スキルを効果的に向上させるための、いわば実践的な教科書となるのです。
このように、YAMLテンプレートは単なるコピペ素材に留まらず、あなたのImageFXライフをより豊かで効率的なものにするための強力な武器と言えるでしょう。
このテンプレート集の賢い使い方【重要:カスタマイズのヒント】

この記事でご紹介するYAMLプロンプトテンプレートを最大限に活用するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ただコピー&ペーストするだけでなく、ほんの少しの工夫で、テンプレートはあなただけの強力なオリジナルツールへと進化します。
基本的な使い方ステップ
- 生成したい画像のジャンルに合ったテンプレートを選びます。
- 提示されているYAMLコード全体をコピーします。
- お使いのメモ帳やテキストエディタ(PCでもスマホでもOK)に貼り付けます。
- 各項目、特に
被写体:
や特徴:
、場所:
といった具体的な内容を記述する部分を、あなたの頭の中にあるイメージに合わせて具体的に書き換えます。 - 書き換えたYAMLの内容を元にして、ImageFXが理解できる形式のプロンプトを作成(または変換して入力)します。
テンプレートを自分好みにカスタマイズする際のコツ
これらのヒントを参考に、提供されたテンプレートを単なる出発点として、あなたの豊かな創造性を存分に加えて、最高のオリジナルプロンプトを完成させてくださいね。
【ジャンル別】今すぐ使える!ImageFXプロンプトYAMLテンプレート集

お待たせいたしました!ここからは、ImageFXで人気の高い5つのジャンルについて、すぐに使える具体的なYAMLプロンプトテンプレートをご紹介します。各テンプレートには、基本的な構造といくつかのサンプルキーワードが含まれています。これをベースに、あなたのアイデアを加えて、素晴らしい作品を生み出してください。
人物ポートレート編:魅力的なキャラクターを描き出す
人物のポートレートは、ImageFXで最も人気のあるジャンルの一つです。表情、髪型、服装、ポーズ、そして背景との組み合わせによって、無限のバリエーションを生み出すことができます。
このテンプレートは、リアルな写真風から、アーティスティックなイラスト風まで、幅広く応用可能です。特に、表情:
や ポーズ:
、服装:
のキーワードを具体的に記述することで、キャラクターの個性や物語性を豊かに表現できます。
# 人物ポートレート用テンプレート テーマ: (例: 若い女性のポートレート、物憂げな表情の男性) 被写体: 性別: (例: 女性, 男性, 指定なし) 年齢層: (例: 子供, 10代, 20代, 中年, 老人) 髪型: (例: ショートヘア, ロングのウェーブヘア, 金髪のボブ) 髪の色: (例: 黒, 茶色, 金髪, 赤毛, 青) 目の色: (例: 青い目, 茶色の瞳, 緑色の目) 服装: (例: 白いシャツとジーンズ, エレガントなドレス, 未来的なスーツ) 表情: (例: 優しい笑顔, 真剣な眼差し, 驚いた顔, 悲しげな表情) ポーズ: (例: 正面を向いて立つ, 窓辺に座って外を眺める, 腕を組む) 特徴: (例: メガネをかけている, そばかすがある, タトゥーがある) 場所_背景: 種類: (例: スタジオ撮影風の無地背景, 都市の雑踏, 自然の中, カフェの店内) 詳細: (例: 背景はぼかす, 夜景が見える窓際, 古いレンガの壁) スタイル_画風: 全体: (例: 写実的な写真, アニメ風イラスト, 油絵, 水彩画, ファッション雑誌風) アーティスト風: (例: 〇〇風, 指定なし) # 有名な写真家や画家の名前 構図_アングル: ショット: (例: 顔のクローズアップ, バストアップ, 全身ショット) アングル: (例: 正面から, 少し斜めから, ローアングル) 色調_雰囲気_光: 色調: (例: 暖色系, 寒色系, モノクロ, セピア調) 雰囲気: (例: 明るく爽やか, シックで落ち着いた, ドラマチック, 幻想的) 光: (例: 自然光, スタジオライティング, 逆光, スポットライト) # カスタマイズ例: 「黒髪ロングの日本人女性、優しい笑顔、白いワンピース、ひまわり畑を背景に、柔らかい自然光、写真風」 # 被写体: # 性別: 女性 # 年齢層: 20代 # 髪型: 黒髪ロング # 服装: 白いワンピース # 表情: 優しい笑顔 # 場所_背景: # 種類: ひまわり畑 # スタイル_画風: # 全体: 写実的な写真 # 色調_雰囲気_光: # 光: 柔らかい自然光
被写体:
の詳細をあなたのイメージするキャラクターに合わせて細かく設定したり、場所_背景:
を変えてみたりすることで、様々な人物像を描き出すことができます。ぜひ、あなたの「推し」を召喚してみてくださいね!
壮大な風景編:息をのむような世界を創る
山、海、森、空といった自然の風景や、きらびやかな都市の景観など、息をのむような美しいシーンをImageFXで創り出すためのテンプレートです。
このジャンルでは、特に「場所」の詳細な描写、「時間帯」や「天候」、「光」の表現が、作品のクオリティを大きく左右します。
例えば、同じ山でも「朝日が昇る瞬間」と「雪嵐の中」では全く異なる表情を見せます。また、「広角レンズで撮影したようなパノラマビュー」といった構図の指定も、風景の雄大さを強調するのに効果的です。
# 壮大な風景用テンプレート テーマ: (例: 朝焼けの山脈, 静かな湖畔, 未来都市の夜景) 場所: 種類: (例: 山, 海岸, 森林, 砂漠, 川, 湖, 都市, 宇宙) 具体的な地名や特徴: (例: スイスアルプスのような雪山, 熱帯雨林の奥地, ネオン輝く東京の街並み) 視点: (例: 地上から見上げる, ドローンで空撮したような俯瞰, 水面に近い視点) 時間帯: (例: 夜明け, 早朝, 日中, 午後, 夕暮れ, 夜, 真夜中) 天候: (例: 快晴, 晴れ, 曇り, 雨, 雪, 霧, 嵐, 虹が出ている) スタイル_画風: 全体: (例: 写実的な写真, 印象派の絵画, ファンタジーアート風, マットペイント) 質感: (例: 空気感のある, クリアでシャープな, 幻想的な光に包まれた) 構図_アングル: 画角: (例: 広角, 標準, 望遠) 構図のポイント: (例: 地平線を中央に, 道が奥へと続く一点透視図法, 前景に何かを配置) 色調_雰囲気_光: 全体の色調: (例: 鮮やかな色彩, 落ち着いたアースカラー, 青を基調とした) 雰囲気: (例: 静かで穏やか, 荘厳で神秘的, 活気に満ちた, 寂寥感のある) 光の種類: (例: 強い日差し, 雲間から差し込む光 (天使のはしご), 月明かり, 都市の灯り) 光の方向: (例: 順光, 逆光, サイドライト) # カスタマイズ例: 「雪をかぶった雄大な山脈、満天の星空、オーロラが輝く、広角レンズで撮影、幻想的な雰囲気」 # 場所: # 種類: 山脈 # 具体的な地名や特徴: 雪をかぶった雄大な山脈 # 時間帯: 夜 # 天候: 快晴 (星空とオーロラのため) # スタイル_画風: # 全体: 写実的な写真 # 質感: 幻想的な光に包まれた # 構図_アングル: # 画角: 広角 # 色調_雰囲気_光: # 雰囲気: 荘厳で神秘的 # 光の種類: 星明かり, オーロラの光
場所:
のディテールを細かく描写したり、時間帯:
や 天候:
を変えてみたりすることで、同じ場所でも全く異なる表情の風景画を生み出すことができます。ぜひ、あなただけの絶景を創り出してください。
ファンタジーイラスト編:魔法と冒険の世界へ
ドラゴンが空を舞い、エルフが森に佇み、魔法使いが呪文を唱える…そんなファンタジーの世界観をImageFXで具現化するためのテンプレートです。
このジャンルでは、「被写体」となるクリーチャーやキャラクターのユニークな特徴を詳細に記述すること、そして「スタイル・画風」でファンタジー特有の雰囲気を醸し出すことが重要になります。
例えば、「鱗の色が虹色に輝くドラゴン」「古代ルーン文字が刻まれた杖を持つ魔法使い」といった具体的な描写が、作品のオリジナリティを高めます。
# ファンタジーイラスト用テンプレート テーマ: (例: 剣と魔法の世界の冒険者, 神秘的な森の守護者, 古代遺跡のドラゴン) 被写体: 種族_役割: (例: エルフの弓使い, ドワーフの戦士, 人間の魔法使い, ドラゴン, グリフォン, 妖精) 外見的特徴: (例: 長く尖った耳, 銀色の髪, 輝く瞳, 鱗に覆われた皮膚, 巨大な翼) 装備_服装: (例: 精巧な作りの鎧, 古びたローブ, 宝石が埋め込まれた剣, 魔法の杖) ポーズ_行動: (例: 剣を構えている, 呪文を詠唱している, 空を飛んでいる, 静かに瞑想している) 場所_背景: 世界観: (例: 中世ヨーロッパ風ファンタジー, ハイファンタジー, ダークファンタジー) 具体的な場所: (例: 鬱蒼とした魔法の森, 雲の上に浮かぶ天空城, 溶岩が流れる火山の洞窟, 古代文明の遺跡) 雰囲気: (例: 神秘的, 壮大, 危険な, 幻想的, 薄暗い) スタイル_画風: 全体: (例: 写実的なファンタジーアート, アニメ風イラスト, ゲームのコンセプトアート, 水彩画風) アーティスト風: (例: フランク・フラゼッタ風, 天野喜孝風, 指定なし) 特徴的な表現: (例: 光り輝く魔法のエフェクト, 重厚感のある金属の質感, 柔らかな毛並み) 構図_アングル: ポイント: (例: 被写体を大きく中央に配置, 壮大な背景を活かした構図, 迫力のあるローアングル) 色調_雰囲気_光: 色使い: (例: 深みのあるダークカラー, 鮮やかで幻想的な色彩, アースカラー基調) 光の表現: (例: 魔法の光, 松明の灯り, 月光, 木漏れ日) # カスタマイズ例: 「輝く鎧を着たエルフの剣士、巨大なドラゴンの上に立つ、神秘的な森、ゲームアート風」 # 被写体: # 種族_役割: エルフの剣士 (ドラゴンの上に立つ) # 装備_服装: 輝く鎧 # 場所_背景: # 具体的な場所: 神秘的な森 # スタイル_画風: # 全体: ゲームのコンセプトアート
このテンプレートの 被写体:
の項目をあなたの創造するキャラクターやクリーチャーに合わせて細かく設定し、スタイル_画風:
で好みのファンタジーテイストを指定することで、あなただけの壮大な物語の一場面を描き出すことができるでしょう。
被写体:
の項目をあなたの創造するキャラクターやクリーチャーに合わせて細かく設定、スタイル_画風:
で好みのファンタジーテイストを指定することで、あなただけの壮大な物語の一場面を描き出すことができるでしょう。
SF・サイバーパンク編:近未来を描く
ロボットやアンドロイドが闊歩し、宇宙船が飛び交い、ネオンきらめく高層ビルが立ち並ぶ…そんなSF(サイエンス・フィクション)やサイバーパンクの世界観をImageFXで表現するためのテンプレートです。
このジャンルでは、メカニカルなディテール、光の表現(特にネオンやホログラム)、そして独特の都市景観や宇宙空間の描写が鍵となります。「雨に濡れた路面に反射するネオンサイン」「複雑な配線が露出したサイボーグの腕」「遠い銀河を航行する巨大な宇宙戦艦」といった要素が、作品にリアリティと雰囲気を加えます。
# SF・サイバーパンク用テンプレート テーマ: (例: 未来都市の日常, 宇宙船の内部, サイボーグのポートレート) 被写体: 種類: (例: 人間 (サイバネティック強化), アンドロイド, ロボット, エイリアン, 宇宙船, 未来の乗り物) 外見的特徴: (例: メタリックなボディ, 発光するライン, 複雑な機械部品, ホログラムディスプレイ) 服装_装備: (例: 未来的なデザインのスーツ, パワードスーツ, 光線銃, データゴーグル) 行動: (例: 空飛ぶバイクを操縦する, コンピュータを操作する, 街を彷徨う) 場所_背景: 世界観: (例: ユートピア的未来, ディストピア的未来, サイバーパンク, スペースオペラ) 具体的な場所: (例: 超高層ビルが立ち並ぶメガシティ, 宇宙ステーションの内部, 荒廃した惑星, 仮想空間) 雰囲気: (例: ハイテクでクリーン, 薄暗く危険な, 雨に濡れた, ネオンが輝く, 無機質) 特徴的な要素: (例: 空飛ぶ車, 巨大なホログラム広告, 複雑なパイプライン, 宇宙船の窓から見える星々) スタイル_画風: 全体: (例: 写実的なSFアート, アニメ風, コンセプトアート, 映画のワンシーン風) アーティスト風: (例: シド・ミード風, 大友克洋風, 指定なし) 質感表現: (例: 金属の光沢, ガラスの透明感, 発光表現, 雨に濡れた質感) 構図_アングル: ポイント: (例: ダイナミックなパースペクティブ, ローアングルで巨大感を強調, 広角で都市の広がりを表現) 色調_雰囲気_光: 色使い: (例: 青や紫を基調としたクールな色調, ネオンカラーのアクセント, モノトーン) 光の表現: (例: ネオンサインの光, ホログラムの光, エンジンの噴射光, 人工的な照明) # カスタマイズ例: 「雨に濡れたネオン街を歩くサイボーグ探偵、ホログラム広告が輝く、ブレードランナー風」 # 被写体: # 種類: サイボーグ探偵 # 行動: 雨に濡れたネオン街を歩く # 場所_背景: # 世界観: サイバーパンク # 具体的な場所: ネオン街 # 雰囲気: 雨に濡れた, ネオンが輝く # 特徴的な要素: ホログラム広告 # スタイル_画風: # アーティスト風: ブレードランナー風
被写体:
のメカデザインを凝ったり、場所_背景:
のディテールをSF的に作り込んだり、光の表現:
でサイバーパンク特有の雰囲気を追求したりすることで、あなただけのクールな近未来図を創造してみてください。
アニメ・マンガ風編:推しキャラを召喚!
日本が世界に誇るアニメやマンガのスタイルで、オリジナルのキャラクターやファンアートを生成したい!そんな願いを叶えるためのテンプレートです。
このジャンルでは、キャラクターの顔つき(特に目の描き方)、髪型や髪の色、デフォルメの度合い、そして特有の陰影表現(セルルックなど)が重要なポイントとなります。
「大きな瞳でキラキラした表情の魔法少女」「クールな表情で刀を構える少年剣士」「懐かしい90年代アニメ風のタッチで描かれた日常風景」など、具体的なアニメ・マンガのスタイルを指定することで、よりイメージに近い作品を生み出しやすくなります。
# アニメ・マンガ風用テンプレート テーマ: (例: オリジナルキャラクターの立ち絵, アニメのワンシーン風, マンガの表紙風) 被写体: キャラクター名_設定: (例: 元気いっぱいの魔法少女「ルナ」, クールな剣士「カイ」, あなたのオリジナルキャラクター) 性別: (例: 女の子, 男の子, 女性, 男性) 年齢感: (例: 幼女, 少年, 少女, 成人) 髪型_髪の色: (例: ピンク色のツインテール, 黒髪のショートカット, 銀髪のロングヘア) 目の特徴: (例: 大きく丸い瞳, シャープで切れ長の目, 星が輝くような目, ハイライトの入れ方) 服装: (例: 制服, 魔法少女のコスチューム, 現代的な私服, 和服) 表情: (例: 満面の笑顔, キリっとした真剣な顔, 照れた顔, 泣き顔) ポーズ: (例: 元気よくジャンプ, 武器を構える, 内股で可愛らしく立つ, 振り返る) スタイル_画風: 全体: (例: 現代的な日本のアニメ風, 90年代のセルアニメ風, 少女マンガ風, 少年マンガ風, ちびキャラ・SDキャラ) 参照作品_アーティスト風: (例: ジブリ風, 新海誠風, 〇〇先生の画風, 指定なし) # 具体的な作品名や作家名 線画の太さ_特徴: (例: 細く繊細な線, 太く力強い線, 主線の色) 色の塗り方: (例: セルルック (アニメ塗り), 水彩風の淡い塗り, 厚塗り) 陰影の付け方: (例: パキっとした影, ぼかした柔らかい影, 2段階の影) エフェクト: (例: キラキラ光るエフェクト, スピード線, 集中線, 湯気) 背景: (例: 単色背景, グラデーション背景, 学校の教室, ファンタジー世界の森, アニメ特有の抽象的な背景) 構図: (例: キャラクター中心のバストアップ, 全身が見える立ち絵, アクションシーンの一コマ) # カスタマイズ例: 「ピンク色のツインテール、大きな青い目、元気なポーズの魔法少女、90年代アニメ風、キラキラエフェクト」 # 被写体: # キャラクター名_設定: 魔法少女 # 髪型_髪の色: ピンク色のツインテール # 目の特徴: 大きな青い目 # 表情: 元気な笑顔 # ポーズ: 元気よくジャンプ # スタイル_画風: # 全体: 90年代のセルアニメ風 # エフェクト: キラキラ光るエフェクト
被写体:
の各項目をあなたの創造したいキャラクターに合わせて細かく設定し、スタイル_画風:
で具体的なアニメの年代や参照作品を指定することで、まるでプロのアニメーターが描いたような魅力的なキャラクターを生み出すことができるでしょう。
自分だけの最強テンプレートを作ろう!オリジナルYAML作成のコツ

ここまで様々なジャンルのYAMLプロンプトテンプレートをご紹介してきましたが、これらはあくまで出発点にすぎません。ImageFXを使い込んでいくうちに、「自分はこういう表現が特に好きだな」「この設定はよく使うな」といった、あなたならではの好みやパターンが見えてくるはずです。
そうなったら、ぜひ自分だけのオリジナルテンプレート作りに挑戦してみましょう。ここでは、そのための簡単なコツをいくつかご紹介します。
1.成功したプロンプトを分解する
ImageFXで「これは会心の出来栄えだ!」と思えるような素晴らしい画像が生成できた場合、その時に使ったプロンプトはあなたにとって貴重な財産です。そのプロンプトをじっくりと見返し、前回の記事で学んだ「5つの必須要素」や、今回ご紹介したテンプレートの構造を参考にしながら、YAML形式に分解・整理してみましょう。
そうすることで、なぜそのプロンプトが成功したのか、どのキーワードが効果的だったのかが明確になり、再現性の高いオリジナルテンプレートとして保存できます。
2.共通パターンを見つける
例えば、あなたが風景画をよく生成するのであれば、「時間帯:夕暮れ」「光:逆光」「スタイル:写実的な写真」といった組み合わせを頻繁に使うかもしれません。あるいは、特定のキャラクターを描く際に、髪型や目の色、基本的な服装はいつも同じ、という場合もあるでしょう。
このように、あなたが繰り返し使用する設定やキーワードの組み合わせが見つかったら、それらを「風景基本テンプレート」や「〇〇(キャラクター名)基本テンプレート」のように、汎用的なオリジナルテンプレートとしてまとめておくのです。
そうすれば、新しい作品を作る際に、その基本テンプレートを呼び出し、細部だけを変更するだけで済むようになります。
3.コメント(#)をフル活用する
YAMLファイルの中に # これは〇〇効果を狙った設定
や # △△の部分は、他に□□や××も試す価値あり
といったメモを自由に書き込んでおきましょう。
各項目が何を意味するのか、どんなバリエーションが考えられるのか、なぜその設定にしたのかといった情報をコメントとして残しておくことで、後からテンプレートを見返したときに意図をすぐに思い出せますし、他の人に共有する際にも非常に分かりやすくなります。
4.フォルダ分けで整理する
作成したオリジナルテンプレートが増えてきたら、これをお勧めします。お使いのPCやクラウドストレージ上に、「ImageFXテンプレート」といった親フォルダを作り、その中にさらに「人物用」「風景用」「アニメ風」「〇〇プロジェクト専用」のように、ジャンルや用途に応じたサブフォルダを作成して、それぞれのYAMLファイルを分類・保存していくのです。こうすることで、必要なテンプレートを素早く見つけ出すことができ、作業効率が格段に向上します。
これらのコツを参考に、あなただけの「最強プロンプトテンプレートライブラリ」を育てていく楽しさを、ぜひ味わってみてください。
まとめ:YAMLテンプレートでImageFXをもっと自由に、もっと楽しく!

今回は、ImageFXのプロンプト作成を劇的に効率化し、作品のクオリティも向上させてくれる「YAMLプロンプトテンプレート」について、そのメリットから賢い使い方、そして具体的なシーン別テンプレート集、さらにはオリジナルテンプレート作成のコツまで、幅広くご紹介しました。
この記事を読み終えたら、まずは気になるテンプレートを一つ選んで、実際に画像を生成してみませんか?
YAMLテンプレートという強力なツールを手に入れた今、あなたのImageFXでのクリエイティブな冒険は、新たな章へと進みます。これまで以上に自由に、そして楽しく、あなたの頭の中に広がる無限のイマジネーションを、素晴らしい作品として形にしていってください!
そして、プロンプト作成の基本とテンプレート活用に慣れてきたら、次はプロンプト作成をさらに自動化・効率化するためのテクニックとして、「ChatGPT連携でプロンプトを生成!参照画像からYAMLを作成」もぜひチェックしてみてください。また、YAMLという記述方法そのものについて、より深く体系的に理解を深めたい方は、このシリーズの基礎となる「YAML形式を使ったプロンプト作成・管理の完全ガイド【ImageFX】」で、その全体像を改めて掴んでいただくことをお勧めします。
早速ImageFXを使ってみる → ImageFX公式ページ